採用コストを増やす前に、介護施設が見直したい応募前の導線
採用コスト・経営視点
採用につながる施設の見え方を整理する
求職者やご家族が安心して見られる情報発信へ。現場と経営の視点から、改善の考え方をまとめます。
応募が少ないとき、求人媒体を増やす、紹介会社に依頼する、広告費をかける、といった選択肢が出てきます。もちろん、それが必要な場面もあります。
ただ、その前に確認したいのが「応募前の導線」です。せっかく求人を見てもらえても、施設名で検索した先で不安を感じられてしまうと、応募につながりにくくなります。
応募前の導線とは何か
応募前の導線とは、求職者が求人を見てから応募するまでに通る情報の流れです。
- 求人票を見る
- 施設名を検索する
- ホームページを見る
- 採用情報や写真を確認する
- 応募・見学・問い合わせを判断する
この流れの途中で「よく分からない」「古い」「スマホで見づらい」と感じられると、応募前に離脱される可能性があります。
採用費をかけても、受け皿が弱いともったいない
求人媒体や紹介会社で認知を増やしても、最後に確認されるホームページが整っていなければ、機会損失が起きます。これは、穴の空いたバケツに水を入れるような状態です。
採用費を増やす前に、まず受け皿を整える。これは採用コストを考えるうえで、とても重要な視点です。
見直したいポイント
- スマートフォンで読みやすいか
- 採用情報にすぐたどり着けるか
- 写真で雰囲気が伝わるか
- 応募や見学の流れが分かるか
- 電話・メール・LINEなどの相談先が分かりやすいか
これらは、大がかりなリニューアルをしなくても改善できることが多いです。
平田コメント
医療福祉領域では、本来であればケアスタッフや利用者さんに還元されるべきお金が、採用コストとして外部に流れすぎていると感じる場面があります。
もちろん外部サービスが必要な場面はあります。ただ、まず自分たちで整えられる導線を整えることは、施設にとって長期的な採用力につながります。
